Facebook広告には、さまざまな配信先があります。
その中でも、広告主にとって魅力的なのが「オーディエンスネットワーク」です。
この記事では、オーディエンスネットワークについて詳しく解説します。また、オーディエンスネットワークを利用するための設定方法や、メリットについても紹介します。
facebook広告のオーディエンスネットワークとは
オーディエンスネットワークとは、Facebookが提供する広告配信ネットワークのひとつです。
Facebookに登録している広告主は、オーディエンスネットワークを利用することで、Facebook外のアプリやWebサイトで広告を配信することができます。
このように、Facebookの広告配信エンジンを使って、広告主が自社の広告を広く配信できるのがオーディエンスネットワークの魅力です。
facebook広告のオーディエンスネットワークの配信先
オーディエンスネットワークの配信先は、Facebookに登録しているアプリやWebサイトです。
具体的には、以下のような配信先があります。
- アプリ内広告:オーディエンスネットワークに登録されたアプリ内で、広告が配信されます。
- Webサイト内広告:オーディエンスネットワークに登録されたWebサイト内で、広告が配信されます。
Facebook広告のオーディエンスネットワークの配信先には、以下のようなアプリやサイトがあります。
アプリ
- 8 Ball Pool
- Angry Birds
- Candy Crush Saga
- Clash of Kings
- FarmVille 2
- Farm Heroes Saga
- Subway Surfers
- Words with Friends
サイト
- Daily Mail
- The Huffington Post
- The New York Times
- The Washington Post
これらのアプリやサイトで、Facebook広告のインタースティシャル広告やバナー広告が配信されます。
facebook広告のオーディエンスネットワークの設定方法
ここでは、facebook広告のオーディエンスネットワークを設定する手順を解説します。
まずは、facebook広告マネージャーにログインして、「キャンペーンの作成」をクリックします。
キャンペーンの設定画面が表示されますので、キャンペーン名を設定し、広告セットの作成画面に移ります。
広告セットの設定画面で、広告表示の配信先を「カスタマイズ」に設定します。
その後、配信先の「位置とデバイス」を選択する画面が表示されますので、「オーディエンスネットワーク/Audience Network」にチェックを入れます。
オーディエンスネットワークを有効化することで、facebook以外のアプリやウェブサイトでも広告が配信されるようになります。
オーディエンスネットワークを利用する場合、注意点としては、配信先となるアプリやウェブサイトが一定の基準を満たしている必要があることです。
例えば、facebookが定めたポリシーに違反するようなコンテンツを掲載しているアプリやウェブサイトに広告が配信されることはありません。
また、facebook広告のオーディエンスネットワークに配信された広告については、facebook側で自動的にクリック詐欺やインストール詐欺などの不正な行為を防止する仕組みが用意されています。
以上が、facebook広告のオーディエンスネットワークの設定方法についての解説です。
オーディエンスネットワークのメリットは?
最後に、オーディエンスネットワークのメリットについて紹介します。
オーディエンスネットワークには以下のようなメリットがあります。
広告の配信先が増える
オーディエンスネットワークを利用することで、広告の配信先がFacebook以外にも広がります。
Facebook以外のアプリやウェブサイトでも広告が表示されるため、より多くのユーザーにアプローチすることができます。
ターゲティングが細かくなる
オーディエンスネットワークでは、Facebookのデータを利用してユーザーをターゲティングすることができます。
さまざまなデータをもとに、より細かいユーザーセグメントを作成することができます。
また、広告の配信先となるアプリやウェブサイトのデータも利用することができるため、よりターゲティングが精度が高くなります。
効率的な広告配信が可能
オーディエンスネットワークでは、自社のアプリやウェブサイトに広告を表示することもできます。
自社のアプリやウェブサイトに広告を表示することで、既存のユーザーに対してもアプローチすることができます。
また、自社のアプリやウェブサイトに広告を表示することで、広告配信の効率も上げることができます。
広告費の最適化が可能
オーディエンスネットワークを利用することで、広告費の最適化も可能です。
広告のクリックやコンバージョンなどのデータを収集し、広告の効果を分析することができます。
その結果、広告配信の最適化ができるため、より効率的な広告運用ができるようになります。
facebook広告のオーディエンスネットワークの配信先はどこ?audience networkの設定方法解説まとめ
オーディエンスネットワークは、Facebook広告の配信先を増やし、より効率的な広告運用が可能になる機能です。
広告配信先が増えることで、より多くのユーザーにアプローチすることができます。
また、ターゲティングが細かくなるため、より精度の高い広告配信が可能になります。
広告費の最適化も可能で、効果的な広告運用ができるようになります。
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