Facebook広告は、多くの企業や個人がビジネスやブランドプロモーションのために利用するプラットフォームです。
その中でも、動画広告は非常に効果的であり、多くの人々の注目を集めています。
今回は、Facebook広告の動画のサイズや長さ、入稿規程などについて詳しく解説します。
facebook広告の動画のサイズや長さ・入稿規程は?
Facebook広告の動画広告は、広告枠に合わせたサイズと長さである必要があります。
以下は、Facebook広告の動画広告で推奨されるサイズと長さです。
サイズ
また、Facebook広告の動画のサイズは、フィード広告やストーリーズ広告であれば縦1080px×幅1920px
正方形の広告であれば縦1080px×幅1080px
インスタントエクスペリエンス広告であれば縦1080px×幅1920px
Messenger広告であれば縦720px×幅1280pxが推奨されます。
長さ
・インストリーム広告:1秒~ 241分
・ストーリーズ広告:3秒~ 120秒
広告ビデオは、最小10秒から最大240分までの長さに設定できますが、その他の要因により、実際に配信される長さは異なる場合があります。
Facebookの推奨ビデオ長は15秒以内です。
入稿規程
Facebook広告の動画に使用できるファイルフォーマットは、MP4またはMOV形式です。
また、動画の最大ファイルサイズは4GBまでとなっています。
動画ファイルには、ベースライン、メインプロファイル、またはハイプロファイルのビデオコーデック、およびAAC、HE-AAC、MP3、またはオーディオフレーム内のオーディオコーデックを使用できます。
ただし、ハイプロファイルH.264は、高品質のエンコードを実現するための推奨コーデックです。
入稿にあたっては、上記の要件を満たす動画を用意し、Facebook広告マネージャーから広告を作成し、動画をアップロードすることで実現できます。
以上がFacebook広告の動画のサイズや長さ、入稿規程についての解説となります。
しっかりと規程を守り、クオリティの高い動画コンテンツを作成し、広告配信の成功を目指しましょう。
facebook広告の動画の種類は3種類
Facebook広告では、以下の3種類の動画広告が利用できます。
- In-Stream Video Ads(ストリーミング動画広告)
- Video Poll Ads(ビデオポール広告)
- Stories Ads(ストーリーズ広告)
それぞれの動画広告の特徴や利用方法は異なります。
例えば、ストリーミング動画広告は、他のビデオコンテンツの前に表示されるものであり、ストーリーズ広告は、Instagramのストーリー機能を利用して広告を配信するものです。
利用したい広告形式に応じて、動画広告の種類を選択することが重要です。
facebook広告の動画配信のポイント
Facebook広告の動画配信では、以下のポイントに注意する必要があります。
- ターゲットオーディエンスを考慮する
- 動画の品質に注意する
- 視聴時間を把握する
- 動画の最初の3秒間に注目する
これらのポイントを把握することで、より効果的な動画広告の配信が可能になります。
配信時の注意点
Facebook広告の動画配信時の注意点は、以下の通りとなります。
動画の再生速度に注意する
Facebook広告は自動再生が基本となっており、早い速度で動画が再生されることがあるため、動画の再生速度にも注意が必要です。
再生速度が速すぎると、視聴者がコンテンツの内容を理解する前にスキップする可能性があります。
適切な再生速度を設定し、視聴者がコンテンツを理解できるようにすることが大切です。
サウンドの設定に注意する
Facebook広告は、自動再生で音声が再生される設定になっています。
しかしながら、一部の視聴者は音声が聞こえない場合があるため、音声の有無に依存する広告は避けるべきです。
また、BGMやナレーション等、音声が必要な場合は、字幕を併用することでより多くの視聴者に届けることができます。
配信するデバイスに注意する
Facebook広告は、デスクトップやモバイルなど、様々なデバイスで配信されます。
そのため、配信するデバイスに合わせたフォーマットを設定することが重要です。
デスクトップ向けの広告とモバイル向けの広告で設定を分けることで、視聴者に最適な広告を提供することができます。
ターゲット層に合わせた動画を制作する
Facebook広告は、ターゲット層に合わせた広告を制作することが求められます。
ターゲット層に合わせたメッセージやトーンを用いた広告が、より効果的な配信を可能にします。
また、広告のコンテンツもターゲット層に合わせたものを選択することが重要です。
facebook動画広告はオークション形式
Facebook広告はオークション形式での配信が基本となっています。
広告主は入札額を設定し、競合他社と競い合いながら配信されます。
オークション形式での配信には、リーチ数、CPC(クリック単価)、CPM(表示回数単価)といった指標があり、これらを適切に把握することが必要です。
facebook広告の動画の配信先
Facebook広告の動画広告は、Facebook、Instagram、そしてAudience Networkの3つのプラットフォームで配信が可能です。
FacebookとInstagramは、ユーザーが閲覧するフィード内やストーリーズで動画広告が配信されます。
また、Facebook WatchやIGTVなどのコンテンツプラットフォームでも動画広告が配信されています。
一方、Audience Networkは、FacebookやInstagram以外のアプリやウェブサイトに広告が表示されるプラットフォームです。
Audience Networkでは、アプリやウェブサイトのパブリッシャーによって配信される広告を表示することができます。
Facebookの広告配信では、動画広告のターゲティングが非常に細かく設定できます。
これは、Facebookが持つ膨大なデータを利用して、広告配信先を選別することができるためです。
たとえば、年齢や性別、地域などの基本的なターゲティングはもちろん、興味や行動、ライフスタイルなどのデータを利用した細かいターゲティングも可能です。
facebook広告で動画を配信の設定方法
Facebook広告の動画広告を配信するためには、Facebook広告マネージャーを使用する必要があります。
以下は、Facebook広告マネージャーを使用した動画広告の配信方法です。
- Facebook広告マネージャーにログインする
- 「広告セット」を作成する
- 広告セットの「配信地域とデバイス」の設定を行う
- 広告セットの「ターゲティング」を設定する
- 広告セットの「予算とスケジュール」を設定する
- 「広告」を作成する
- 広告の種類に「単一の動画」を選択する
- 動画ファイルをアップロードする
- 動画のタイトルや説明、サムネイル画像などを設定する
- 広告のプレビューを確認し、問題がなければ投稿する
以上のように、Facebook広告マネージャーを使用すれば、簡単に動画広告の配信が可能です。
facebook広告の動画のメリットは?
Facebook広告の動画広告には、以下のようなメリットがあります。
視聴率が高い
動画広告は静止画広告に比べて、視聴率が高い傾向があります。
短い時間で多くの情報を伝えることができるため、ユーザーからのアクションを促しやすくなります。
ブランディング効果が高い
動画広告は、商品やサービスの特徴を簡単に伝えることができるため、ブランディング効果が高いとされています。
動画を見たユーザーは、商品やサービスについて覚えやすくなるため、広告効果が高まります。
クリック率が高い
動画広告は、静止画広告に比べてクリック率が高い傾向があります。
視聴者が興味を持った場合には、動画内に設置されたリンクをクリックすることで、広告先のウェブサイトにアクセスすることができます。
【2023年最新版】facebook広告の動画のサイズや長さ・入稿規程まとめ
Facebook広告の動画広告は、視聴率が高く、ブランディング効果が高いとされています。
動画広告は、広告先の中から選択することができます。
また、動画広告の設定方法についても簡単に紹介しました。
動画広告を効果的に配信するためには、制作にもこだわりが必要です。
しっかりとしたストーリー性や魅力的な映像、的確なターゲティングを行うことで、より効果的な広告配信が可能になります。
「代行に頼らず、自社で広告運用していきたい」
「マーケティングノウハウを自社に蓄積したい」
アズメントジャパンでは自社で広告を運用するインハウス化を検討されているお客様への教育支援も行っています。
アズメントジャパンのインハウス化支援は、 一緒に広告運用・改善をしながら進めていくため生きた広告運用術を学ぶことができます。
もし、広告運用のインハウス化などでお悩みの場合は、弊社サービス紹介ページから資料ダウンロードください。