「Facebook広告のabテストのやり方を知りたい!」
「より効果の出るabテストってどんな方法があるの?」
広告運用を行う際にはabテストが欠かせません。
どういった効果が得られたのかなどを判別し、運用の予算を削るか投入するかを決める必要があります。
そこで今回はFacebook広告のabテストのやり方をご紹介します。
Facebook広告のabテストとは?
まずはFacebook広告のabテストについて見ていきます。
Facebook広告のabテストとは広告の変数を変更することで効果の高い戦略を導き出す方法です。
今後のキャンペーンの改善に利用されることが多いです。
Facebook広告のabテストに活用できる変数は、
- クリエイティブ
- オーディエンス
- 配信の最適化
- 配置
- 商品セット
などがあり、それらを変更することで戦略を練り直すことも可能です。
実際にFacebook広告のabテストを行う際には単一のFacebook広告のabテストを行うことをお勧めします。
Facebook広告のabテストの設定方法は?
ではFacebook広告のabテストの設定方法をご紹介します。
手順は、
- Facebook広告マネージャーを開く
- マーケティングの目的を選択する
- 「コンバージョン」をクリック
- Facebook広告のabテストをONにする
- 変数を選択する
- 入力が完了すれば「次へ」をクリック
- 広告セットを選択し、「次へ」をクリック
- 広告の設定をして「実行」をクリックする
でOKです。
ここでの広告セットは、
- トラフィック
- クーポン
- 変数
- オーディエンス
- 配置
- 配置の最適化
- Facebook広告のabテストの予算と期間
を選ぶことができます。
また、広告セットは
- アイデンティティ
- 形式
- メディア
- テキストとリンク
- トラッキング
などが設定できるようにもなっています。
Facebook広告のabテストの結果確認方法は?
ではFacebook広告のabテストの結果を確認してみましょう。
手順は、
- Facebook広告マネージャーを開く
- フィルターを適用して、テーブルを作成する
でOKです。
「チャートを見る」を選択した場合、
- 効果が高かった広告セット
- 各広告セット結果の単価
- 信頼度
などが表示されます。
これでFacebook広告のabテストの結果を確認することができました。
さらに、Facebook広告のabテストの結果はメールでも送付されてきていますが
- 結果
- 単価
- 消化金額
が表記されています。
Facebook広告のabテストの見るべきポイントは?
ではFacebook広告のabテストで見るべきポイントをご紹介します。
1:変数を1つにして結果を見る
基本的なことですが、テストしたい変数以外は全て同一の数値にしておきましょう。
それでFacebook広告のabテストを行うことで信頼性のある数値を確保することができます。
2:測定可能な仮説を見る
実際にFacebook広告のabテストでは測定不可能なこともいくつか存在します。
しかし、大半な測定自体可能で仮説を立てることが可能です。
今後のキャンペーンに役立つような仮説を立ててFacebook広告のabテストを打ってみることがおススメです。
3:理想的なオーディエンスを用意してみる
Facebook広告のabテストを実行するにはかなり大きめのオーディエンスが必要です。
オーディエンスが無いとデータが不十分となりFacebook広告のabテストを行うことができません。
ただ、オーディエンスが重複してしまうと配信に支障をきたす場合があるので別のFacebook広告と同じオーディエンスを利用するのはNGです。
4:テスト期間は理想的にする
Facebook広告のabテストの期間で最も信頼できるのは4日と明記されています。
また、最大で30日間テストすることができますが30日間もテストしてしまうとなかなかPDCAを回すスピードが低下してしまいます。
逆に、1日でFacebook広告のabテストを終了させてしまうと十分な結果を得ることができません。
5:Facebook広告のabテスト後はアクションを起こす
どのSNS広告でもそうですが、Facebook広告のabテスト後はアクションを起こしてください。
せっかくFacebook広告のabテストを実行してデータを獲得できたので、それをもとに改善点などを施策していきましょう。
Facebook広告のabテストの結果からすべきことは?
Facebook広告のabテストで得られる結果は、
- 70~90%
- 70%未満 or はっきりしない
の2つがあります。
それぞれの結果が得られた場合、どのようなアクションを起こせばいいのでしょうか。
1:70~90%
70~90%の場合は、結果単価が低かった広告セットを利用して新しいキャンペーンを作成しましょう。
70~90%という高い結果が得られているので、そのままで大丈夫です。
2:70%未満 or はっきりしない
70%未満 or はっきりしないの場合は、再度A/Bテストが必要です。
Facebook広告から推奨されている予算に設定してみたり掲載期間を長く取ってみることをおススメします。
また、何度かA/Bテストを行えばデータもどんどん蓄積されていきメリットしかありません。
Facebook広告のabテストのコツは?
ではFacebook広告のabテストの結果からどのように活用すればいいのでしょうか。
1:オーディエンスを過剰にしない
Facebook広告ではオーディエンスを過剰にテストしてしまうと、コストが増大してしまう恐れがあります。
そのため、ニッチなオーディエンスの場合はInstagramが可能な限りリーチをしてしまう恐れがあるので過剰にテストしすぎないことをお勧めします。
2:十分な予算を設定する
Facebook広告のabテストをうまく成功させるには、少なくともコンバージョン数は100が必要です。
コンバージョン単価を下げてFacebook広告のabテストをしてもなかなかコンバージョン数を集めることができません。
あくまでテストなので予算は十分に設定しておくことが大事です。
3:パフォーマンスを見て再分配する
Facebook広告のabテストの結果から、パフォーマンスを分析しましょう。
分析結果から、どの広告セットにどれだけの予算を投下するのかを決める必要があります。
予算の再分配を行い、再度Facebook広告のabテストを実行するといいでしょう。
Facebook広告のabテストのやり方を解説!活用方法も!まとめ
今回はFacebook広告のabテストについて見ていきました。
Facebook広告のabテストは広告運用中はずっとやっておくべきもので、今後のキャンペーンの指標になるものです。
予算の再分配などやるべきことはたくさんありますが、1つ1つ丁寧にこなしておきましょう。
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