「リスティング広告を出稿したいけど、キーワードの決め方がわからない」
「成果の出るキーワードの決め方を知りたい！」
リスティング広告を出稿するときに困るのが、キーワードの決め方ではないでしょうか。
決めたキーワードをユーザーが検索したときに、広告が出稿されるので「キーワードの決め方」は広告の成果に大きく影響します。
こちらの記事では、リスティング広告のキーワードの決め方を解説しています。
競合のキーワードを調べる
まずは競合のキーワードを調べてみましょう。
競合が強いキーワードであったり、ライバルの数が多いとクリック単価が上がったり、なかなか表示がされず成果が出にくくなります。
競合のキーワードを調べるには、Googleキーワードプランナーがおすすめです。
Google広告で出稿している方であれば、誰でも無料で利用することができます。
Google広告右上のツール→プランニング→キーワードプランナーと選択してください。
するとこのような画面になると思います。
今回は右側の「検索ボリュームと予測のデータを確認する」を使用します。
クリックするとキーワードを入力することができるので、実際に出稿しているキーワードやこれから使用するキーワードなどを入力してみましょう。
すると競合性の高さが「小・中・高」で表示されると思います。
競合性が高いということはそれだけライバルが多いということです。
ライバルが多いとその分クリック単価が上がる傾向にありますが、成果が出やすいキーワードでもあると考えられます。
一緒に1クリックあたりの予算の範囲が表示されていると思います。
1クリック100円を超えるとかなり高いといった判断ができます。
自分の予算と相談しながら、キーワードを決めて行くと良いと思います。
このキーワードプランナーではキーワード数や検索ボリュームも調べることができます。
キーワード数を調べる
続いてキーワード数や検索ボリュームを調べてみましょう。
ユーザーが全く検索しないキーワードで広告を出稿しても、成果はでません。
キーワードプランナーで調べると「月間平均ボリューム」が表示されていると思います。
月に何十万回も検索されるキーワードもあれば、100回程度しか検索されないキーワードもあります。
多ければユーザーに表示される可能性が上がるので良いのですが、多いキーワードはライバルが多い傾向があります。
そのため、あえて月1000回程度の検索ボリュームのキーワードを見つけて出稿するのもひとつの方法かと思います。
キーワードの選び方
キーワード数や競合の調べ方を説明しましたが、そもそもキーワードをどのように見つけていいかわからないという方は、ラッコキーワードなどのツールを使いましょう。
ラッコキーワードでは、ユーザーがGoogleで調べたキーワードを抽出することができます。
メインとなるキーワードを入力すると、関連キーワードを表示してくれます。
かなり数が多いのですが、全キーワードまとめてコピぺして、キーワードを選別していきましょう。
意図しないキーワードも表示や、成果につながらなそうなキーワードは除外していくと、新しいキーワードが見つかることがあると思います。
マッチタイプとは
新しいキーワードを調べることができ、競合や検索キーワード数などを調べたら、広告を出す際にマッチタイプも確認しましょう。
マッチタイプによって、キーワードをより細かく絞って表示させることや、逆に関連したキーワードにも広げて表示させることができます。
マッチタイプは4種類、完全一致・絞り込み一致・フレーズ一致・部分一致です。
イメージではこんな感じです。
ひとつひとつ解説していきます。
完全一致
特徴
設定したキーワードと完全に一致した場合に広告が表示されます。
「リスティング広告 費用」「費用 リスティング広告」などのキーワードの入れ違いがあって広告は表示されます。
「リスティングこうこく」などのキーワードの揺れがあっても、広告は表示されます。
基本的に、設定したキーワードと完全に一致した検索をしたときに、広告を表示されます。
そのため、明確に狙ったユーザーに訴求することができます。
但し、表示される範囲が狭く、他のキーワードが追加されると広告は表示されません。
設定方法
キーワードを［］で囲むと完全一致で設定できます。
［リスティング広告］や［リスティング広告 費用］などのように設定しましょう。
フレーズ一致
特徴
設定したキーワードと同じフレーズが入っていた場合に、広告が表示されます。
“リスティング広告 費用”と設定すると、「リスティング広告 費用 計算方法」や「リスティング広告 費用 相場」など関連するキーワードを検索した時でも表示されます。
語順が異なると表示されませんので、「費用 リスティング広告」などでは表示されません。
設定方法
キーワードを””で囲むと完全一致で設定できます。
“リスティング広告”や”リスティング広告 費用”などのように設定しましょう。
絞り込み部分一致
※現在、絞り込み部分一致は廃止されました。
特徴
設定したキーワードが含まれていれば広告が表示されます。
こちらはフレーズ一致とは違い、語順が違っても表示されます。
設定方法
キーワードの前に半角で「+」をつけましょう。
全角だと、プラスも含めてキーワードと認識されてしまいます。
+リスティング広告 +費用のように設定しましょう。
※絞り込み部分一致を、キーワード内の一部の単語にのみ適用することはできません。
部分一致
特徴
デフォルトでこの設定になりますが、予想外のキーワードで表示される可能性があります。
キーワードに反応する範囲が広く、意図しないターゲットにも表示されてしまう可能性があるため、この設定はあまりおすすめできません。
設定方法
記号を入れずにそのままキーワードを入力するとこの設定になります。
リスティング広告キーワードの決め方を解説！まとめ
リスティング広告のキーワードを決め方を解説させていただきました。
キーワードを見つけるには、「ラッコキーワード」や「キーワードプランナー」などのツールを使用すると便利です。
リスティング広告はキーワードひとつで、成果が大きく変わってきます。
当社アズメントジャパンでは、広告を自社運用できる支援をするサービスを提供しています。
お客様の商品・サービスに合わせて、成果のでるキーワードの探し方もお教えすることができます。
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